ハーレーマフラーの排出ガス規制と重低音

ベストバイク ハーレーダビッドソン

排出ガス規制と騒音規制

排出ガス

環境汚染対策のために排気ガスの規制が厳しくなり、ハーレーも無関係ではなくなりました。自動車やオートバイなどが輩出するガスには有毒な一酸化窒素、炭化水素、窒素酸化物などがたくさん含まれています。それを浄化するために、エキゾーストパイプやマフラーには触媒が取り付けられています。

この触媒を通過するときに高温に熱せられたガスの熱作用によって触媒を構成している貴金属などの触媒成分が働いて、排気ガスに含まれる有毒物質を無害化して二酸化炭素や水などに変えています。ハーレーは爆音を轟かせて走るバイクというイメージが強かったのですが、排出ガスの規制の影響で昔のように音を轟かせて走るのは難しくなっています。

もし昔の基準で走るハーレーがあったとしたら、車検に引っかかってしまうでしょう。ハーレーの純正のノーマルマフラーにはナンバーが打刻されています。これは車両に取り付けられている触媒の表記で、この打刻でその車両が排気ガス規制をクリアしているかどうかを確認しています。エキゾーストパイプやマフラーを交換するときにノーマルの触媒より高い機能を持つパーツに交換したとしても、その触媒が国の基準を満たしているかどうかを証明する必要があります。

排出ガスとともに、騒音規制も厳しくなっているので、もしパーツを交換するときにはこれらの規制をクリアしているかどうかを確認しておく必要があるでしょう。規制をクリアしつついかにベストなデザインと乗り心地にするかはオーナーの知恵にかかっています。

規制を守りマフラーの重低音を楽しむ

マフラー

ハーレーは音が大きいバイクと言われがちですが、純正のマフラーは意外なほど静かです。3拍子で轟音を轟かせるというイメージが強いですが、2006年から日本ではバイクの排出ガス規制が強化されたため、各バイクメーカーが性能効率をアップして音も静かになるようにしました。

車検時には騒音を出すパーツが使われていないかもチェックされるので、社外製のものはほとんどがつけられない可能性が高いです。それでも昔ながらの轟音を轟かせたいのであれば、交換してベストな状態に変えてみるという方法があります。ノーマルのものは性能だけではなく排出ガスの規制対策などの環境面への性能も重視しているので、社外製品と比べて排出ガスの抜けが悪いです。

抜けの良い社外製のパーツに変えることで、排気効率が良くなってエンジンのパワーをアップさせることができます。純正のマフラーはスチールかステンレス素材が使われていますが、カーボンやチタンなど軽くて頑丈な素材に変えればハーレー自体の軽量化もできます。自分の好みの形状が選べるので、音をアピールすることができます。

ただし、排出ガス規制や車検に対応していないものは使えません。排出ガス規制のための触媒機能付きのものならセーフですが、それ以外は難しいでしょう。純正品ではないとハーレーとの相性が悪い可能性もあるので、気をつけて選びましょう。規制を守りながら重低音や爆音を楽しめるようにカスタムすることが必要です。