ベストバイクのハーレーに電動の選択肢も?

1903年にハーレーという存在がアメリカで登場してから、すでに100年以上が経過しています。その中でたくさんのモデルを世に送り出してきたハーレーが、今度は電動バイクの開発を試みているようです。2016年時点では5年以内に発売すると計画を明かしました。現在確認されている非市販車は、時速0-100km加速で4秒以下、最高速度160kmとなかなか良い数値を出しています。

ただし、航続距離は88km、充電に必要な時間が3.5時間など、ツーリングを楽しみたい人にはちょっと厳しい様子です。特に車体の小さいバイクだと電気を貯めておくためのバッテリーの積載容量を小さくする必要があるので、弱点も多いです。今までのハーレーといえばのんびり走るためのクルーザーバイクとして認識されてきましたが、最近では街乗り向けにスポーツスターファミリーのラインナップを増やしたり、V-RODが水冷エンジンを採用して加速力のある走りができるようになっているなど、ハーレーの中でも動きがあります。今の時代は省エネで環境に優しい乗り物がもてはやされるということで、電動という選択肢も出てきた可能性があります。

まだ本格的に製品が販売されているわけではないですが、近いうちに何らかの発表が予定されています。ベストなバイクはどれかという答えについては、今のところはまだエンジンを積んだ今までの車種の中から選んだほうが性能的にも安心なようです。

ハーレーの性能を引き出す

ハーレーの総合的に見てベストな性能というのは、購入したときのノーマルの状態となります。メーカーが考えてバランスを考慮して作っているわけですから、基本的にはノーマルが一番ということになるのです。しかし、正しい知識を持ってカスタムをすることができるのであれば、更にスペックを上げることは不可能ではなくワンランク上のハーレーを手に入れることもできます。

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まず、なぜノーマルが一番いいのかというとバイクというのは特定のパーツだけを交換したからと言って、全体のスペックアップにつながるわけではありません。ひとつのパーツの性能を上げると他のパーツもそれに合わせなければならず、ひとつだけ良いものをつけても全体のバランスが悪ければ意味がないどころか、周りの足を引っ張ってしまうことがあります。ノーマルの状態はその辺がよく考えられているので、下手に手を加えるとバランスが崩れ逆に悪影響が出てしまうことがあるのです。

基本的にはノーマルが良いわけですが、ノーマルの状態はハーレーを売るために妥協している部分というのもあります。商品として販売する以上はこだわりすぎることができないわけですから、最低限のスペックで抑えなければならない部分というのもあるので、メーカーが妥協をした部分をよく理解してカスタムをすれば、効果的なスペックアップをすることができます。ハーレーに手を加えるときには、メーカーが妥協した部分と全体のバランスを考えてカスタムをしてみると良いでしょう。

スポーツスターが1番乗りやすい

ハーレーは世界一の知名度を誇るバイクメーカーで、5つのファミリーの中でビッグツイン系と一線を画すオリジナリティを持つのがスポーツスターファミリーです。日本の道路事情にあっている車格で、乗りやすいのが魅力です。他のファミリーは広い大地をどこまでも走り抜けるアメリカ仕様ですが、このファミリーは制動力・加速力・取り回しの点で優れており、街乗りにはベストなハーレーです。

ハーレーはカスタムしてこそ楽しいものですが、とりわけカスタム幅が広いのもスポーツスターの魅力です。なんでもありで、人気があるカフェレーサーやチョッパースタイルなどどんなスタイルにもカスタムできます。ファッション性が高いので有名人やタレントにも愛好家が多く、どんなスタイルの人が乗っても似合う、バイク自体がファッションの一部になるという格好よさもあります。883ccモデルの中には、女性でも非常に運転しやすいように足つきが良い種類もあります。

初心者や体が大きくない人でも取り回ししやすいのが特徴です。エントリーユーザーにも優しい種類のファミリーなので、大型二種免許取り立ての人にも適しています。アメリカンな大型バイクに憧れているけれども、体が小さくてちょっと不安という人でも、これなら乗れる確率が高いです。カラーバリエーションも豊かで、初心者でも「乗れそう」と感じさせてくれるようなシャーベットカラーの車体もあります。ベテランユーザーがサブバイクとして選ぶことも多いです。

ハーレーマフラーの主なデザイン

ハーレーのマフラーのデザインにはいくつかの種類があります。純正の北米だと日本仕様よりも音量がやや大きく、内径も大きくて性能が若干違います。ただ、音量は期待したほど変らないと感じるハーレーオーナーが多いです。

パンチアウトといって貫通する穴を開けて音量を上げる方法もありますが、いくら穴を開けても音量も音質も満足出来ないことが殆どで、静かな住宅地で近隣に気を使う人が選ぶようです。
ノーマルとあまり音量が変りませんが、北米だと車検が通らない可能性が高いです。

スクリーミンイーグルはハーレー純正のカスタムマフラーで、ハーレーがレースで使っているブランドです。アメリカでは大変人気があって北米仕様からこれに変更する人も多いです。
特徴は品質が良くて音量も大きすぎないで丁度よいことです。日本でも圧倒的に人気があります。

内部にしっかりと音量を落とす部分が入っていて、排気を押し戻す力がかかるので低速トルクが落ちることがなくて北米仕様よりもパワーが出ます。コンピューターチューニングは特にしなくても大丈夫ですが、エアクリーナーをハイフローに変えたときはチューニングを行った方が良いです。

社外ですと多くメーカーが製造しているので色々選ぶことも可能です。音量や音質も違い、音量はイーグルより大きめの者が多いですがオプションの消音バッフルで音量を抑えられることも出来ます。